週間日記_2023-11-11

日曜日投稿ふたたび。

土曜日は昼間に用事があったんだが、睡眠時間を削ったせいで用事をこなす以外なにもできなかった。

 

 

今週観たもの

TVアニメ とある魔術の禁書目録(第1期第10話~第2期第13話)

「TVアニメ とある魔術の禁書目録Ⅱ」って項目を作った方が見栄えが良くなるかなと思ったけど、まとめた方が分かりやすいのでまとめます。

エピソード単位で言えば、一方通行回、御使堕し回(水着回)、海原光貴回、打ち止め回、風斬氷華回、オルソラ回、結標淡希回、大覇星祭回という感じ。

それぞれエピソード単体に関しては

  • 一方通行回
    • 御坂妹がかわいい。大勢の御坂妹に囲まれるシーンの不気味さが良かった。
    • 鉄橋の上での上条当麻御坂美琴の会話は、作戦があるならさっさと言えよとイライラしながら観ていた。今考えると、上条当麻はこの時点では考えがまとまっておらず、それでもとにかく動いたみたいな感じなんだろう。
    • くかきけこ。
  • 御使堕し回(水着回
    • ずっと訳が分からないノリが続くのが面白くて、それを世界の危機に繋げるのがよく考えられているなと思った。ただ儀式の発動条件を偶然揃えたというのが無理やりすぎ。
    • これも吸血殺しの話と同様に漫画版ではカットされていた。どちらもステイルと一緒になって魔術側の問題を解決する話なので、アニメで観て「ここってこんなにバディ組んでたのか」と印象が変わった。
  • 海原光貴回
    • 美琴がかわいい。
  • 打ち止め回
    • 一方通行、光堕ち。打ち止めは御坂妹と同じ声優がやってるのかなと思ったけど違う声優が演じてた。CV.日高里菜、記憶していたはずだが......
    • ロリは絶対に脱がすという強い意思を感じる。
    • 一度取り返しのつかない間違いを犯した者が善行に奔走するみたいな話、好きだ。一方通行はかなり好きなキャラクター。
  • 風斬氷華回
    • AIM拡散力場の説明回。そこそこ重要な設定の開示があるエピソードな気がするが、つまらない。
  • オルソラ回
    • アニェーゼがかわいい。
  • 結標淡希回
    • 黒子がいいやつすぎる。黒子が一番好きなキャラクターかもしれない。
    • 一方通行登場。ここから先は一方通行だ! たぶん声優が凄い。
  • 大覇星祭回
    • この辺から漫画を読んでない。
    • 吹寄制理とオリアナがかわいかった。
    • 水着回もそうだったと思うけど、タイムリミットが晩ということで、昼間→夕刻→日没と背景を変化させることで時間経過を描写しているのが良かった。特に最後、イノケンティウスがいるお陰で明るかったけど、いなくなることで辺りが急に真っ暗になるのが「時間切れ」感がして良い演出だった。そしてその後の花火での暗→明の転換も。
    • 巡り合わせでたまたまうまくいっただけなのに「学園都市に負けたんだ」みたいな説教をかましてくる上条当麻、鬱陶しすぎる。

こんな感じの印象です。以降悪口。

キャラクターが魅力的だからキャラクターとの掛け合いを見たいのに問題解決に終始している。この時点で宝の持ち腐れなのだが、一番の問題はその問題解決が面白くないというところである。

そもそもとあるシリーズはSFではなく(現実の延長としてあり得ない設定なのでそう言わせてもらう)、異能バトルものである。異能バトルものでの一番の見どころは能力をどう応用するかなんだけど、この作品にはそれがない。上条当麻は相手の猛攻になぜか耐えられて、相手はパンチ数発でなぜか倒される。全ての戦闘で。

では相手の能力以外で何が違うかというと、たぶん上条当麻の相手への説教の内容(言い換えればその戦闘の背景)なんだけど、これが薄っぺらくて全然響かない。しかも上条当麻はたまたま右手に特別な能力があり、たまたまインデックスがそばにいるだけの一般人で、お前はどういう立場で説教してるんだよ、となる。

上記のように作品のキモが抜けていて、たまにテーマ性が見えるけど、基本的に雰囲気だけの作品になっている。雰囲気だけなので、中学生のときに見たら面白かったかもしれないけど(実際それくらいの時期に漫画を買っていた)、今観ても退屈なだけだ。

まあ頑張って観るけど。

 

ゲーム ブルーアーカイブ(メインストーリー vol.5 第1章 第1話~第13話)

メインストーリーくらいはここに書いても良いかなと思い。

久々のメインストーリー更新。vol.4はお笑いだったけど、vol.5は流石に最終編に絡んできそうで楽しみ。

トップが抜けて瓦解した百花繚乱紛争調停委員会で、1年生のユカリが再興に奔走する話。

カリスマ的な強さのトップの2人が抜け(たぶん右手の負傷が関係している)、最終編での動乱を抑えられないほど力が落ち、理想の百花繚乱から遠ざかってしまったために解散。情けないけど、これに関しては気持ちは理解できる。

一方で、アイデンティティの話に関してはギャップがある。本章の主人公ユカリは百鬼夜行では知らぬものいない名家生まれのお嬢様であって、百花繚乱でなくてもやっていける。一方でそれ以外のメンバー(幹部たち)は百花繚乱に全てを捧げてきたものばかりで、百花繚乱以外に居場所はない。それなのに、ユカリが百花繚乱を立て直そうとしている一方で、幹部たちはむしろ早く百花繚乱を離れたがっている。

ここのギャップは、続きで説明があるかもしれないけど、ここまで読んだ限りでは、単純に幹部たちはもう諦観に支配されていて、ユカリみたいな前向きが無いからに見える。だから、名家出身で生きる場所が他にあるユカリだからこそ、逆に行動に躊躇がなく、自己肯定感の有無に由来しているのかなと思った。万能感みたいな。そこに関してはキキョウ先輩に叱られてたけど......

なんにせよ続きがたのしみだ。

 

総括

絵の練習を再開した結果、アニメを観る時間があまり取れなかった。

あちらが立てばこちらが立たず......

週間日記_2023-11-04

最近、同じ声優が出てる作品ばかり観ている。

具体的には、物語シリーズにいた井口裕香ガルパンにもとあるにもいたし、福圓美里ガルパンととあるにいる。金元寿子は、まちカドまぞく、おにまい、無職転生ガルパン──。

なにか僕のアニメ視聴原理にそのような法則性があるのだろうか。

まああるんだろうな。放送時期とか、制作会社の偏りとか。好きな声優がいること自体も観る動機になるし。

そしてさらに思考を巡らすと、これらの声優が全員ブルアカにもいることに気づく。

戦慄。

ブルーアーカイブに、脳が支配されている。

 

 

今週観たもの

映画 ガールズ&パンツァー最終章 第1話~第3話

浪人・留年煽りが酷い。やめてやれ。というかやめてくれ。

BC自由学園はLa Chant de l'oignonを歌うシーンが印象的。最後、3人、2人と減っていってマリーだけが残る展開は凋落していく貴族社会のようであるが、撃破の間際、汚くあがいたりせずにケーキを楽しむ時間をとるのは貴族の矜持を感じさせる。

知波単学園に関しては、バレー部と福田の戦闘が熱かった。そこは良いんだけど、戦術的には大洗女子が負けてて、たまたま勝ったみたいに見える。え? 戦車道にまぐれなし? まあ勝って兜の緒を締めよと言うし、4号を撃破して油断したのが原因といえばそうか...... なんにせよ殲滅戦だったら負けてたと思うし、すっきりしない勝利だった。

最後まで勝敗が分からないのがフラッグ戦の面白さであり難しさなのかもしれないが、個人的には殲滅戦の方が好みだ。

対BC自由学園ではボカージュ、対知波単学園ではジャングル、対継続高校では雪山が戦場で、地の利が相手にある場所ばかりである。大洗女子が苦戦するのは当然か。実際の戦争を再現したいって作劇の都合が大きいだろうけど。

対聖グロ戦はTVアニメ・エキシビションマッチの2回あるけど、どっちも大洗だったから今度こそイギリスらしい戦地になるのかもしれない。イギリスらしい戦地ってどこなんだろう。北アフリカ戦線だったら砂漠地帯とかだろうけど、第4話の聖グロ・黒森峰戦がそれっぽいし、西部戦線のどこかかなあ。詳しくないから分からん。

 

TVアニメ 君のことが大大大大大好きな100人の彼女(第4話)

原作に忠実すぎる感じがしてきた。きちんと論じるならもっと精査すべきだが、印象で語ると、漫画の1コマに同じ構図で1カット使っていて、そのために動きが出ていないような気がする。

静の自動音声は振る舞いと台詞がズレているというギャグだからもっとぶっきらぼうで可愛くない発声にすべきだと思っていたが、これからずっと続くことを踏まえればこんな感じの発声の方が良いのかもしれない。

やはり劇伴が良い。

 

TVアニメ 聖剣学院の魔剣使い (第5話~第6話)

タイトル回収。ずっとOPが本編素材使ったMADだったのが気になってたけど、レオニスが魔剣を抜いたからひょっとすると次回から映像が変わるかもしれない。

ストーリーはかなり面白い気がする。作画が残念。作画さえきっちりしていれば人に薦められるのに。

最後に出てきた新キャラはクレジットでCV.木野日菜って書いてあったキャラか? 声が可愛すぎる。

レギーナが「えっちなのはいけないと思います!」とか言ってて聲が出た。メイドキャラがこれを言ってるのは流石にパロディだろ。

 

TVアニメ とある魔術の禁書目録(第1話~第9話)

10年くらい前に漫画版をそこそこ読んでいたが、途中までしか知らず、続きを観たいがために復習として最初からアニメを観ている。

魔法使いの女の子と出会い、魔法使い同士の争いに巻き込まれる......というストーリーで、魔法を使えない主人公がその争いに干渉するためには何かしら特殊技能を持っている必要がある。それが科学的な何かというのは自然な発想だと思うが、それを実現する舞台装置として学園都市という設定は特異的で面白い。

「科学」と出会ったからインデックスの首輪がなんとかできたって展開には納得できるものの(「科学と魔術が交差するとき物語は始まる」って言ってるし)、やっぱりぽっと出の主人公がインデックスの問題をちゃちゃっと解決できてしまうのが都合が良すぎてすっきりしない。

上条当麻、いきあたりばったりで解決してるくせに得意げに説教してくるのがムカつく。

小萌先生が魅力的。

女の子の記憶を守ろうとしたら、俺が記憶を失っちゃいました~って展開、実際面白いと思う。

吸血殺しの話は漫画版には無かったので初見だった。NTR祭りだ。

 

総括

ん、ブルーアーカイブ

 

週間日記_2023-10-28

一応毎週土曜日の夜に投稿しようというルールにしているけど、今週は学会とオープンキャンパスで忙しくて間に合わなかった。

 

 

今週観たもの

TVアニメ 葬送のフリーレン(第5話~第7話)

シュタルク登場回。

OP、よく聴いたら歌詞がストーリーを文章にしてるだけでおもんない。でも曲調は割と好き。

作画が良い。神作画というよりはふとした動作が丁寧。

 

漫画 ストレッチ(第1巻~第4巻)

全4巻。

大切なものを失った者同士寄り添い合って生きていく、みたいな話。

作者がこの前までヴァンパイア百合モノを描いてたからこれも多分割りと百合。あっちもいつかちゃんと読みたい。

医学生の描写が妙にリアルな気がする。作者は医学部出身かもしれない。

 

TVアニメ 君のことが大大大大大好きな100人の彼女(第3話)

好本静回。

アバンは原作には無く、これがあることによって告白シーンの『王冠恋物語』との重なりが演出として一貫性のあるものになっている。

アニメ1話分に漫画1話分は尺を取りすぎだと思うけど、こういう原作を補強するようなアニオリを加えてくれるなら歓迎できる。『王冠恋物語』の中身のシーンでのファンタジー描写はかなり稚拙に見えたが......

僕はこの回の「好きです」が原作で1,2を争うほど好きなシーンなんだけど、いまいち満足できなかった。一番緊張するシーンだからもっと溜めを作っても良かったのにと思ったけど、どうなんだろう。

というかこれ、無職転生のシルフィの「やっと言えた」でも思ったな。そもそも映像媒体がこういう一瞬の緊張を表現するのに不向きなんじゃないか。

やはりコマ割りは偉大だ。

 

TVアニメ ガールズ&パンツァー(第1話~第12話)

観返している。OVAはいいや......

最終章第4話で「一人称視点すごい!」とか言ってたら、第1話の初っ端から1人称視点のカットでたまげた。ガルパンさん、すみません。

第1話の時点で既に名作の予感が凄い。

話がポンポン進む。今観るともう少し日常回が欲しい。それは別メディアでということか。

序盤、いちいちお色気カットがある。時代か......

第8話だったかの、みほに廃校の話をしようとして切り出せない生徒会のシーン大好き。あと、最終戦でMausを撃破した後ブスブス......って煙を上げて力尽きるHetzerが寂しげ。最も優勝にかける想いが強い生徒会チームが道半ばで撃破されるのが辛い。

最近Twitterで(俺TUEEE的な意味でなく)主人公が最初から強く、内面の成長が主となる作品群の話があり、フリーレンや鋼の錬金術師が挙げられていたが、ガルパンもその系統かもしれないなと思った。

 

映画 ガールズ&パンツァー 劇場版

茶柱が立ったわ。イギリスのこんな言い伝えを知ってる? 『茶柱が立つと素敵な訪問者が現れる』。」

ありえないくらい面白い。僕はこの映画のエキシビションマッチで大洗駅の前をChurchillが通るときの履帯の描写が大好きです。

この映画を観ているときの昂ぶりは作画や効果音から来ていると思っていたけど、実際は劇伴の影響が大きいのかもしれない。TVシリーズもそうなんだけど、ナショナリズムの息吹を感じる。学園十色です!

ダージリン、明らかにカチューシャを可愛がってるよね。これ百合なのか?

ミカやみほまほは多勢相手に複数輌撃破しており、単騎での能力が相手を上回っている。こいつらは高校生のトップ層だし、大学に進学したら大学選抜チームにも入れるくらいの実力がありそうなので、まあそんなもんなのかな。

設定的に、学園艦の維持費が理由で廃校するなら、大洗女子が廃校を逃れたところで他の学園が廃校するだけ......と思えなくもなく、それでいいのか感がある。そうならないかもしれないけど。

 

総括

萌えミリ最高!

 

週間日記_2023-10-21

インターンシップエントリーシートに脳を焼かれて何も書けることがない。

こんな社会は滅べばいい。

 

終末系4コマ『ぽすあぽ!』、連載開始!!(脳内で)。

 

 

今週観たもの

TVアニメ 君のことが大大大大大好きな100人の彼女(第2話)

OP声優が歌ってる!

OP声優が歌ってる!

OP、声優が歌ってる!!

OP主題歌はストリングスが強く、To LOVEるダークネスED『ファールプレーにくらり』や猫物語(白)ED『アイヲウタエ』を思い出した。ストリングスが強いラブコメ主題歌大好き!

富田美憂の歌声をガヴリールドロップキックぶりに聴いたが、あまりに変化が無くて逆に愛おしく感じてしまった。どうでもいいけど、ガヴリールドロップアウトOP映像の最後って終末のラッパを鳴らすから地球が爆発してるんですね。

アニメ本編。起承転結の周期が短すぎて、コマ割りがないアニメだと「原作4コマ漫画か?」と思ってしまう。

花園羽香里役本渡楓の演技が極まってる。

文字演出が少なくなってた。

教頭 CV.くじら(予測可能回避不可能)。

 

漫画 君のことが大大大大大好きな100人の彼女(全話)

今週はかなりこれを読んでいた。ジャンプラで最新話まで追いついたのと、電子書籍で単行本を購入した。アニメ化したタイミングでお金を落とすことでアニメ化のインセンティブを上げていく。

TVアニメ1クールでどの辺まで行くのかはだいたい察しが付くけど、最後に追加されるキャラクターがかなり好きだからちょっと悲しい。

昨今のオタクコンテンツのハーレム指向を皮肉る作品である。だからメッセージ性はそこそこあると思うけど、ギャグがキッズすぎる。ワンピ大好きすぎる。

 

TVアニメ 聖剣学院の魔剣使い(第4話)

嵐の前の静けさって感じの回。

相変わらずレギーナが可愛い。金髪ツインテール、至高。

唇の表現が西田亜沙子のブリキ絵再現っぽい。特別に作画が良いとは思わないけど、キャラデザはかなり良いと思う。

リーセリアはレオニスを護りたいという気持ちから聖剣に目覚めたが、その割にはレオニスに戦闘の指導を求めるなどレオニスの強さを認めていて、不思議な性格だ。自分を犠牲にしがちなキャラクターということなのかもしれない。

 

総括

僕を...幸せにしてください

 

週間日記_2023-10-14

花札ってあるじゃないですか。

あれ、大航海時代で西洋と日本が交流を持ち始めた室町時代に、ポルトガルから持ち込まれたカルタが元で、今の形になったのは江戸時代らしいんです。

ポルトガルから持ち込まれたものが国産化されたものを「天正かるた」と呼ぶそうで、画像検索してみたら、確かに花札の面影はあるけど、なんだかよく分からん絵柄をしている。いや、人っぽいのが描かれてるカードもあるな。トランプのJ・Q・Kみたいなノリだろうか。

さて、今の花札には12ヵ月分の異なるモチーフがそれぞれ4通りで48種類の柄がありますが、あれはどういう意図で決められたんでしょうかね。素直に考えると季節に合った風流なモノ、みたいな感じに思えますが。

花札の絵柄をその時の美を表す文化を反映したものとするなら、花札を現代ナイズしたら萌え属性版の花札みたいになりませんか?

 

萌札。「牡丹に蝶」「菊に盃」のノリで、「幼馴染に浴衣」「ツンデレツインテ」みたいな。うーん、季節感が出ない。浴衣は夏っぽいけど。

他にはどんなのがあるだろう。うーん......

あっ。妹。僕は妹属性が好きだ。妹に合う属性は何だ。

敬語妹。暴言妹。双子妹。ぐうたら妹。天才妹。うむむ..... 妹属性が強すぎて、どんな属性を付加しても「妹」を加えると萌えられる。逆に難しいな。

「妹に合う属性は何か」。その謎を解明するため、我々調査隊はアマゾンの奥地へと向かった。

 

 

今週観たもの

漫画版 追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフ謳歌する。 ~俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?~(無料公開分)

「なんだ それ 言ってねえよ!」

話題のアレ。なろう原作。自分が書いたものをおもしろおかしく改変されるのは悔しいだろうなと思いながら読んでいた。実際原作者はどう思っているんだろうか。

面白いような面白くないような。面白いと言い切れないのはたぶんキャラクターに愛着を持てないのが問題。シナリオの運びが悪い気がする。ただし漫画が上手いのでシーン単位ではかなり面白い。

ギャグの印象が強すぎるため、シリアスパートを割合が多いのに「ギャグ漫画でやるシリアス展開」みたいに読んでしまう。みんなが好きなやつではある。

葬送のフリーレンの空気が好きな人におすすめみたいな投稿がTwitterで流れてきたけど、面白さの種類は全然違うし、そういう論理ではおすすめできないと思う。

 

漫画 お兄ちゃんはおしまい!(第1話~第80話)

ブラコン妹は至高。......いや、ブラコン妹が嗜好。

冷静になって見てみると、大人が子供みたいな振る舞いをしているのにニートの人生経験の少なさが出ていて悲しくなる。僕の人生経験も中学生並みだと思います。

初期の絵柄が可愛い。最近は絵柄が安定しているように見えるが初期よりもややデフォルメが強い。十分可愛いけど。

アニメとの違い。インナーカラーが入ってない。これはこれで素朴で現実に近くて良い。あとアニメは胸盛りすぎで、これも現実離れしている。アニメのキャラデザはあれはあれで魅力的だったけど、現実に近ければそれ自体が魅力になる。

温泉旅行は、アニメでは最終話にあさひとみよも連れて行ってたけど、原作だと緒山兄妹と穂月姉妹だけで行ってた。原作ではそもそもまひろが学校に行くのが温泉旅行の後なんだよね。結構ガッツリ変更してるなと思う。

女体化薬を飲むか否かの葛藤も原作ではなく、さらっと飲んでた。アニメは演出面がリッチだったな。この回、デトックス効果がある温泉に入って女体化が解けかける展開で女体化薬が完全に毒物扱いなのが笑えて好き。

まひろが学校に通いだす回のまひろの「何者なんだこの妹......」って台詞が好きすぎる。貴方の妹ですよ!

おもらしが多すぎる。おもらしフェチ? スタジオバインドにもおもらしフェチがいるらしいが...... 女性って実際に男性よりも尿が近いんでしょうか。

 

TVアニメ 君のことが大大大大大好きな100人の彼女 (第1話)

ジャンプラで連載されてるやつ。原作ほぼ既読(最新話までは読んでない)。

ギャグシーンのデフォルメ唐音が可愛い。

文字演出がうざい。別にやってもいいけど多すぎる。原作再現だった気がするけど、別のやり方にするかカットするかして減らしてほしい。

劇伴がオーケストラ調で、学園モノなのもあって、ラブライブを観ている時と同じ感覚を覚えた。そういえばEDは岬なこが歌ってたな...... ED、めっちゃ可愛くて良かった。

劇伴といえば、ラピュタパロディの再現度が高くて流石に笑ってしまった。

 

TVアニメ 聖剣学院の魔剣使い(第1話~第3話)

ABEMAプレミアム独占配信。やめてほしい。

EDで現パロ。神。

未知の生命体が文明を破壊するみたいな世界設定は、昔流行っていたという印象があるが(マブラヴ オルタネイティヴストライクウィッチーズなどの時代)、この作品は原作の刊行が2019年からであるにもかかわらずそういうものである。

ただし、やや近未来的なファンタジー世界の学園バトルものというのは2010年代中盤の潮流であり(学戦都市アスタリスク落第騎士の英雄譚が同クールに放送されていたのを覚えていますか?)、加えてここ数年の流行とされている転生モノでもある。異世界ではないっぽいが......

このように過去15年間で生まれたテンプレートのキメラのような設定で、観ていて「古くて新しい」みたいな感覚がする。

第1話でチョロっと出てきた喋る犬とメイド、転生後も普通に出てきて嬉しい。喋る犬は勇敢そうな感じがかっこいいし、メイドは主人公大好きで可愛い。

メインヒロインのリーセリアにもレギーナも侍女っていう侍女がいる。幼い頃はメイドメイドしてそうだけど、大きくなった今は友達みたいな感じになってる。

というか、侍女って良いですよね。なんていうか、同世代で、家族みたいな繋がりがあって......

 

総括

妹と侍女。この組み合わせはどうだろうか。最強の属性と最強の属性が合わさって、無敵の属性になっていないか!?

そんな妹侍女が登場する作品を僕はひとつ知っている。無職転生である。

無職転生第1期第20話のサブタイトルは『妹侍女の生まれた日』。

なんて美しい日本語だろうか。

TVアニメ無職転生は来年春から第2期第2クールが始まりますが、そこで妹で侍女のキャラクター、アイシャ・グレイラットが再登場します。ノルンも再登場。あっちは敬語妹だよ!

みなさま。ぜひご視聴のほど、よろしくお願いいたします。

 

それにしても、日記を始めてから「今週書く内容作らなきゃ」って考えがはたらいて、前よりも作品を観るようになった。とても良いことだと思うけど、負担にならない程度にしないとな。

週間日記_2023-10-7

物語の冒頭って意味深なモノローグで始まりがちだよね。

ぶっちゃけ超かっこいいし、僕も真似して日記の最初に何か気の利いたことを書こうとしたけれど、かっこつける必要が無い場所でかっこつけるのって本当にかっこつけたがりな感じがして恥ずかしい。恥の多い人生を送ってきました。

冒頭しか知らない。

 

今週観たもの

TVアニメ 葬送のフリーレン(第1話~第4話)

先週の金曜日に金ローで2時間連続放送されたらしい。僕はdアニで更新されていた4話分を土曜日に一気見した。Twitterで漫画の広告をよく目にした。なろう原作だと思ってたけど漫画がオリジナルらしい。完全に偏見である。

フェルンが可愛かった。フリーレンも可愛かった。

「路銀」って言葉を無職転生で知ったけど、この作品にも出てきた。ファンタジー作品あるあるなのか。ひょっとすると「ファンタジー作品で頻出する語彙」みたいな類型がありそうだ。ファンタジーというか中世かな。

アニメの尺に関して。フェルンが大きくなったところで「ここでいいんじゃないか」と思ったけど、旅の目的が趣味の魔法集めからめざせオレオールとなり、目的が定まったところで終わった。確かに区切りは一番いいかもしれない。

木漏れ日の作画が気になった。明るい森を歩いているときに木漏れ日が作画されているとリッチに見えるけど、ここでは同じ形の光がスライドしてて違和感があった。服に柄が書いてあるときに素材をペタって貼って皺とかが無視されるやつみたいな。

とか目についたとこはあるけど、作画も良かった。良いアニメじゃ。

 

コミックス 葬送のフリーレン (第1巻~第11巻)

原作を買ってしまった。

中盤以降萌えキャラが数多く登場する。ユーベルとか。

非常に面白い漫画である。「間」の使い方が特徴的。そのシーンの時間経過が作者に操られている。漫画が上手い漫画だと思う。その割に、戦闘シーンではアクションをバッサリカットするから、話がポンポン進んで退屈しない。僕は漫画は描けないからあまり意味はないけれど、学ぶべきところが数多くある漫画な気がする。葬送のフリーレンもまたゾルトラークなのかもしれない。

一級魔法使い試験、ハンター試験や中忍選抜試験を踏まえればかなり少年漫画チックな展開に見えてくる。

崖に架かる橋の作画がおかしいとTwitterでバズってた。僕はそういう描写は現実に近い方がいいと思っている派閥なので、「魔法が使える世界で何言ってんだ」みたいな反論には賛同できないが、現実に同じような橋が建設されているって指摘もあった。結局、変なのか変じゃないのかどっちなんだよ。

そんなことを考えながら読んでた。

 

ガールズ&パンツァー 最終章(第4話)

友人に連れられて観た。友人に感謝。

たぶん最終章は第1話しか観てないくらいだから話についていけるか心配だったけど、全編戦車戦だけであまりストーリーを把握している必要は無かった。2015年に上映されたガールズ&パンツァー劇場版の印象的なシーンがリバイバルされていて、完全に当時の熱量を取り戻した。あの曲がかかった瞬間の興奮はとても言葉では説明できない。

角谷杏会長、激萌え。どうでもいいが、福圓美里さん、ブルアカでも戦車乗ってるんだよな...... そういえば、上映前のCMタイムにブルアカのCMが流れて笑った。萌えミリ繋がりか。僕はガルパンでは聖グロが好きなんだけど、ブルアカでもトリニティが好きなので、英国モチーフのものが好きなのかもしれない。

 

総括

思ったより少ない! ぶっちゃけ、1週間で観たものまとめて投稿って、毎週「アニメ○○ 第n話」が連なるんじゃないかと思ってたけど、全然そんなことは無さそうである。これもうオタク失格だろ。いや、オタク失格って人間合格か。それならそれでいい気がしてきた。

合格人間の僕の人生に恥なんてものはない。むしろこの世に恥なんてない。だって地球は丸いから!

 

上手いことを言おうとした。なんて恥ずかしい台詞なんだろう。たぶんリアルで言える奴はかっこいい眼帯とか付けてる。誰にも読まれたくない。

この世で最も恥ずべきことは恥を知らないことかもしれない。

 

幾度目かの生誕

今日は9月30日で、僕の誕生日だ。そろそろ数えるのが本気で嫌な年齢である。誕生日だからってなんで急にはてなブログなんか書いてるの? まあまあ落ち着け。聞いてくれ、僕の話を。

 

少し前に友達と通話していたら、その友達が日記と称して日々観たものメモをブログに記しているのを知った。僕もちょうど最近観たものが観っぱなしになっている現状を、これでいいものかと悩んでいて、そういうのも手か、と思った。要は真似したくなったのである。

 

その時、僕はもう少ししたら誕生日だし、キリもいいかなと思って誕生日からそういうのを始めようと思った。あいつを真似すると言っても、毎日はしんどいから、とりあえず1週間ごとに観たものをまとめて、毎週土曜日にでも上げるようにしよう。ただし来週から。つまり、この記事はその意思表明である。明日から本気だす!

 

そういう訳で久しぶりにこのブログを開いたら、僕が3年前に書いた記事が目に入ってきて苦笑した。TwitterでオタクがVTuberについてあれこれ言ってる記事が流れてきてムカついたから、それを反駁しようと思って書いたものだ。あの時は僕はVTuberが好きで、夢中で、苦しかった。今はあの苦しみからは開放されているけど、あの時の熱も解消されてしまった気がする。

 

そういえばVTuberのオタクをやめたいって趣旨の記事も書いた。あれはもう4年前になるか。あっちははてなブログじゃなくてnoteだった。当時、僕はVTuberのオタクをやめるのかやめないのか、それはまだ......混沌の中。それがドロヘドロ!みたいな感じで濁したけど、結局VTuberのオタクはやめることになったよ! これらの記事はいつか供養してやるべきだ。何が供養になるのか知らないが。あるいはここで「振り返り」に用いたことで、その役割は真に終わったのかもしれない。

 

久々に記事を書いていて、そんなことを考えた。今はだいたいアニメを観たり、漫画やラノベを読んだりしている。そんなわけで、これからブログに更新されるであろう週間日記では、それらが主に話題に上がることになると思う。できれば映画も観られたらいいな。映画を観る趣味はあまりないけど、藤本タツキが映画好きだから。リスペクトというやつだ。

 

次回は10月7日(土)に上げる予定。ちなみになんか下書きとかがある訳じゃない。完全にノープラン。そろそろインターンの応募とか、大学の授業とか始まるけど、無事に更新できるのかな......