週間日記_2023-10-14

花札ってあるじゃないですか。

あれ、大航海時代で西洋と日本が交流を持ち始めた室町時代に、ポルトガルから持ち込まれたカルタが元で、今の形になったのは江戸時代らしいんです。

ポルトガルから持ち込まれたものが国産化されたものを「天正かるた」と呼ぶそうで、画像検索してみたら、確かに花札の面影はあるけど、なんだかよく分からん絵柄をしている。いや、人っぽいのが描かれてるカードもあるな。トランプのJ・Q・Kみたいなノリだろうか。

さて、今の花札には12ヵ月分の異なるモチーフがそれぞれ4通りで48種類の柄がありますが、あれはどういう意図で決められたんでしょうかね。素直に考えると季節に合った風流なモノ、みたいな感じに思えますが。

花札の絵柄をその時の美を表す文化を反映したものとするなら、花札を現代ナイズしたら萌え属性版の花札みたいになりませんか?

 

萌札。「牡丹に蝶」「菊に盃」のノリで、「幼馴染に浴衣」「ツンデレツインテ」みたいな。うーん、季節感が出ない。浴衣は夏っぽいけど。

他にはどんなのがあるだろう。うーん......

あっ。妹。僕は妹属性が好きだ。妹に合う属性は何だ。

敬語妹。暴言妹。双子妹。ぐうたら妹。天才妹。うむむ..... 妹属性が強すぎて、どんな属性を付加しても「妹」を加えると萌えられる。逆に難しいな。

「妹に合う属性は何か」。その謎を解明するため、我々調査隊はアマゾンの奥地へと向かった。

 

 

今週観たもの

漫画版 追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフ謳歌する。 ~俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?~(無料公開分)

「なんだ それ 言ってねえよ!」

話題のアレ。なろう原作。自分が書いたものをおもしろおかしく改変されるのは悔しいだろうなと思いながら読んでいた。実際原作者はどう思っているんだろうか。

面白いような面白くないような。面白いと言い切れないのはたぶんキャラクターに愛着を持てないのが問題。シナリオの運びが悪い気がする。ただし漫画が上手いのでシーン単位ではかなり面白い。

ギャグの印象が強すぎるため、シリアスパートを割合が多いのに「ギャグ漫画でやるシリアス展開」みたいに読んでしまう。みんなが好きなやつではある。

葬送のフリーレンの空気が好きな人におすすめみたいな投稿がTwitterで流れてきたけど、面白さの種類は全然違うし、そういう論理ではおすすめできないと思う。

 

漫画 お兄ちゃんはおしまい!(第1話~第80話)

ブラコン妹は至高。......いや、ブラコン妹が嗜好。

冷静になって見てみると、大人が子供みたいな振る舞いをしているのにニートの人生経験の少なさが出ていて悲しくなる。僕の人生経験も中学生並みだと思います。

初期の絵柄が可愛い。最近は絵柄が安定しているように見えるが初期よりもややデフォルメが強い。十分可愛いけど。

アニメとの違い。インナーカラーが入ってない。これはこれで素朴で現実に近くて良い。あとアニメは胸盛りすぎで、これも現実離れしている。アニメのキャラデザはあれはあれで魅力的だったけど、現実に近ければそれ自体が魅力になる。

温泉旅行は、アニメでは最終話にあさひとみよも連れて行ってたけど、原作だと緒山兄妹と穂月姉妹だけで行ってた。原作ではそもそもまひろが学校に行くのが温泉旅行の後なんだよね。結構ガッツリ変更してるなと思う。

女体化薬を飲むか否かの葛藤も原作ではなく、さらっと飲んでた。アニメは演出面がリッチだったな。この回、デトックス効果がある温泉に入って女体化が解けかける展開で女体化薬が完全に毒物扱いなのが笑えて好き。

まひろが学校に通いだす回のまひろの「何者なんだこの妹......」って台詞が好きすぎる。貴方の妹ですよ!

おもらしが多すぎる。おもらしフェチ? スタジオバインドにもおもらしフェチがいるらしいが...... 女性って実際に男性よりも尿が近いんでしょうか。

 

TVアニメ 君のことが大大大大大好きな100人の彼女 (第1話)

ジャンプラで連載されてるやつ。原作ほぼ既読(最新話までは読んでない)。

ギャグシーンのデフォルメ唐音が可愛い。

文字演出がうざい。別にやってもいいけど多すぎる。原作再現だった気がするけど、別のやり方にするかカットするかして減らしてほしい。

劇伴がオーケストラ調で、学園モノなのもあって、ラブライブを観ている時と同じ感覚を覚えた。そういえばEDは岬なこが歌ってたな...... ED、めっちゃ可愛くて良かった。

劇伴といえば、ラピュタパロディの再現度が高くて流石に笑ってしまった。

 

TVアニメ 聖剣学院の魔剣使い(第1話~第3話)

ABEMAプレミアム独占配信。やめてほしい。

EDで現パロ。神。

未知の生命体が文明を破壊するみたいな世界設定は、昔流行っていたという印象があるが(マブラヴ オルタネイティヴストライクウィッチーズなどの時代)、この作品は原作の刊行が2019年からであるにもかかわらずそういうものである。

ただし、やや近未来的なファンタジー世界の学園バトルものというのは2010年代中盤の潮流であり(学戦都市アスタリスク落第騎士の英雄譚が同クールに放送されていたのを覚えていますか?)、加えてここ数年の流行とされている転生モノでもある。異世界ではないっぽいが......

このように過去15年間で生まれたテンプレートのキメラのような設定で、観ていて「古くて新しい」みたいな感覚がする。

第1話でチョロっと出てきた喋る犬とメイド、転生後も普通に出てきて嬉しい。喋る犬は勇敢そうな感じがかっこいいし、メイドは主人公大好きで可愛い。

メインヒロインのリーセリアにもレギーナも侍女っていう侍女がいる。幼い頃はメイドメイドしてそうだけど、大きくなった今は友達みたいな感じになってる。

というか、侍女って良いですよね。なんていうか、同世代で、家族みたいな繋がりがあって......

 

総括

妹と侍女。この組み合わせはどうだろうか。最強の属性と最強の属性が合わさって、無敵の属性になっていないか!?

そんな妹侍女が登場する作品を僕はひとつ知っている。無職転生である。

無職転生第1期第20話のサブタイトルは『妹侍女の生まれた日』。

なんて美しい日本語だろうか。

TVアニメ無職転生は来年春から第2期第2クールが始まりますが、そこで妹で侍女のキャラクター、アイシャ・グレイラットが再登場します。ノルンも再登場。あっちは敬語妹だよ!

みなさま。ぜひご視聴のほど、よろしくお願いいたします。

 

それにしても、日記を始めてから「今週書く内容作らなきゃ」って考えがはたらいて、前よりも作品を観るようになった。とても良いことだと思うけど、負担にならない程度にしないとな。